ダンス療育って何?

皆さん、こんにちは!JYDFプロジェクトの渡辺です。

本日は、今までテーマパークで踊ったりチアリーダーをしたりバックダンサーしたりと、ダンスのお仕事を色々した中で一番印象に残っている

【ダンス療育】について紹介したいと思います!



そもそも療育って何?という所だと思いますので調べてみました。

【療育(発達支援)とは、障害のあるお子さまやその可能性のあるお子さまに対し、個々の発達の状態や障害特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援をすることです。】

とありました。


私が働いていたダンス療育とは、発達障害をお持ちのお子さんにダンスレッスンを通して、集団行動や気持ちのコントロール、体の使い方などを楽しく学んでいこう!というものです。

ADHDや自閉症、ダウン症など様々な個性を持っている子どもたちが一斉に90分のダンスレッスンを行うのでそれはもう賑やかでした(笑)



ですが、人一倍繊細で個性的な彼らから学ぶことはとても多かったです。


例えばレッスン中に泣き出したり逃げ出したり大きい声が出てしまう子がいたとき、ゆっくり時間をとって気持ちを聞いてみると、ダンスがしたいのに学校であった嫌なことを思い出してイライラしてしまう、他のお友達が注意されているのを見ると自分に置き換えてしまい怖くなる、踊れていない自分を鏡で見ると辛くなるなど教えてくれるので、本当に様々な思いを持ってレッスンに来てくれているんだと思いました。

彼らは気持ちのコントロールが難しい子どもたちなので、ダイレクトに泣くなどの行動にしてSOSをしてきますが、これは誰にでもある感情なのでは?と私は感じます。



私自身もプライベートで嫌なことがあった後のレッスンは気が重たいですし、何度練習してもうまく踊れないときはもう投げ出したくなる時もあります。

YTJメンバーも、プロジェクトを通して沢山の経験をしていく中で、きっと様々な思いを持ってレッスンに来ていると思います。

なのでまずは、スタジオに来てくれてありがとう!と伝えてあげたいです。
そしてメンバーとコミュニケーションを沢山とり、公演を通して沢山の成功体験を積んでいってほしいです。



~ができるようになった!人の前で発表ができた!などの成功体験は、様々なマイナス感情をプラスに変える力を持っています!



まだまだ至らない点が多い私ですが、日々のレッスンやプロジェクトを行っていく中で小さいことでもいいのでメンバーのいい所を見つけ、成功体験を積むためのサポートができるよう精進してまいります!

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!

Japan Youth Dance Festival 2021 運営委員会
渡辺 2021.6.24

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