「パリピダンス」として最近流行っている「シャッフルダンス」はご存知ですか?
曲に合わせてステップを踏みながら、階段を上がっていく動画を見たことがある方も多いと思います。
そんな、今、波に乗っているシャッフルダンスをご紹介いたします。
シャッフルダンス(メルボンシャッフル)はオーストラリアのメルボンで生まれたレイヴダンススタイルです。
シャッフル(shuffle)とは引きずる・滑らせることを意味し、その名の通り足を滑らせるような動きで踊るダンスジャンルです。
基本的なステップとして「ランニングマン」と「Tステップ」があります。
音楽に合わせて即興でステップを組み、自由に踊ることのできるフリースタイルのダンス形式が一般的です。
元々はテクノで踊られることが多かったのですが、次第にハウスやハードスタイルなどの音楽で踊られるようになりました。
現在は若者の間でEDMを中心に幅広いジャンルで踊られています。
※EDM…電子音楽のひとつのジャンルです。
人気ユーチューバー「48-フォーエイト」の皆さんがシャッフルダンスを解説付きで踊っています。
後ろ向きで踊ってくれている方もいるのでとてもわかりやすいですよ。
シャッフルダンスには基本となるステップがいくつか存在します。
その中から初心者の方でも挑戦しやすい、3つの基本ステップを紹介いたします。
1. 両足をそろえて立ち、右足を上げます。
2.元の位置より少し前に足を下ろします。
3.下ろすと同時に左足を元の位置より少し後ろにスライドします。
4.左足を上げると同時に右足を元の位置にスライドします。
5.(2)に戻り繰り返します。
動きに慣れてきたら曲に合わせてやってみましょう。
始めはゆっくりとしたテンポの曲で、8ビートに合わせて軽くジャンプしてからステップを踏んでみてください。
かっこよく見せるコツは、足を上げるときに膝からしっかり上げることです。
1.両足をそろえて立ちます。
2.右足を上げて肩幅の広さに開きます。
3.着地と同時に、左足のつま先を固定したまま、かかとを進行方向にスライドします。
4.もう一度右足を上げて肩幅の広さに開きます。
5.着地と同時に、左足のかかとを固定したまま、つま先を進行方向にスライドします。
6.(2)に戻り繰り返します。
上記は右に進む方法ですが、足を入れ替えると左に進むことができます。
かっこよく見せるコツは、右に進むときは体の重心が左に、左に進むときは体の重心が右にくるように意識することです。
1.両足をそろえて立ちます。
2.右足を上げると同時につま先立ち・内股にします。
3.右足を左足の前に下ろすと同時にガニ股にします。
※右足と左足がクロスになるように下ろしてください。
4.左足を上げると同時につま先立ち・内股にします。
5.左足を右足の前に下ろすと同時にガニ股にします。
6.(2)に戻り繰り返します。
上記は前に進む方法ですが、上げた足を後ろに下ろすと後ろに進むことができます。
かっこよく見せるコツは、内股・ガニ股・クロスをしっかり見せることです。
先ほど紹介した3つの基本ステップを実際に踊りながら教えてくれています。
動画の最後に、各ステップを応用した踊りを披露してくれているのでぜひチェックしてみてくださいね。
基本的なステップの練習方法とコツを紹介しましたが、シャッフルダンスの特徴はフリースタイルです。
曲に合わせて自由にステップを踊るとき、ひとつひとつのコツを思い出している余裕などありません。
そこで、どんなステップもかっこよく見えるシャッフルダンスのコツをご紹介いたします。
シャッフルダンスは他のダンスジャンルと比べて、スピード感や軽快な身のこなしが魅力です。
いくらステップを上手に踊れていても、重たい動き・重たい音の取り方をしてしまってはかっこよく見えません。
フローリングに靴下など、滑りやすい環境で練習してみて軽やかさのイメージを習得してみてください。
また、選曲も重要になってきます。
見ていて楽しいのは、やはりアップテンポの曲ですよね。
しかし、シャッフルダンスは見た目以上にハードなダンスなので、踊り続けるには慣れや体力が必要になってきます。
はじめのうちは比較的ゆっくりとしたテンポの曲で練習しましょう。
SNSにアップする動画なら、カメラが回っている時だけ我慢してアップテンポの曲に挑戦することもできますね。
「ステップは完ぺきに踊れるのに、なんだかダサい…」そんな悩みがある方はこれを意識するだけで激的に変化します!
それは「手の動き」です。
シャッフルダンスは基本的に足のステップで魅せるのものですが、足に集中しすぎて手が宙ぶらりんになっている方をよく見かけます。
とてももったいないですね。
解決策は簡単で、特別な振り付けを加えるわけではありません。
あなたがいつも歩いているように、右足が前に出ているときは左手を前に、左足が前に出ているときは右手を前に出してみてください。
これだけで何となくダサかった動きが自然にかっこよく見えるはずです。
慣れてきた方は、顔の前や頭の上でクラップしてみるのもいいですね。
いかがでしたか?
基本となるステップ3つを覚えるだけで、簡単に流行りのシャッフルダンスが踊れるようになります。
ステップのレパートリーを増やして、曲が流れたらすぐに踊りだせるようなかっこいいシャッフルダンサーになってくださいね!